吏
り
名詞頻度ランク #35149 · 青空 569 例
標準
government official
文例 · 用例
それでなければ今頃こんな消極的な俗吏になって、毎日同じような消極的な仕事を不思議とも思わずやっている筈はないかも知れぬ。
— 寺田寅彦 『枯菊の影』 青空文庫
いったい自分は法科などへはいってこんな俗吏になろうと云うような考えは毛頭なかった。
— 寺田寅彦 『枯菊の影』 青空文庫
官吏はどうかと云った人もあったが、役人と云うものは始めから嫌だった。
— 寺田寅彦 『枯菊の影』 青空文庫
三十にしてなお俗吏なりと云うような句があったと思うが、自分の今は正にそれである。
— 寺田寅彦 『枯菊の影』 青空文庫
騎兵聯隊や上肢の運動や、下級官吏の赤靴のことや、山沿ひの道を乗手もなく行く自転車のことを語らうと思ふ。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
囲炉裏に榾をさしくべ、岩魚の串刺にしたやつを炙りながら、山林吏が、さっき捨てた土饅頭は何だね、と案内の猟師に訊ねる、旦那、ありゃ飛騨の御大名の墳で、と右の一伍一什をうろ覚えのままに話す、役人は、そんな由緒のあるものと知ったら、何とか方法もあったものをと口惜しそうな顔をした。
— 小島烏水 『梓川の上流』 青空文庫
○○銀行○○課の一團は物靜かでモーニングを着た官吏風の人が多い。
— 寺田寅彦 『伊香保』 青空文庫
災害直後時を移さず政府各方面の官吏、各新聞記者、各方面の学者が駆付けて詳細な調査をする。
— 寺田寅彦 『津浪と人間』 青空文庫
作例 · 標準
彼は若くして優秀な官吏として登用され、国の財政再建という難題に取り組むことになった。
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汚職に手を染めた悪徳な吏は、最終的に王の怒りを買って辺境の地へ左遷された。
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江戸時代の村の記録には、年貢の取り立てにやってきた代官所の吏との緊迫したやり取りが記されている。
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