密封
みっぷう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #39897 · 青空 81 例
標準
sealing hermetically
文例 · 用例
俵はほとんど船室の出入口をも密封したれば、さらぬだに鬱燠たる室内は、空気の流通を礙げられて、窖廩はついに蒸風呂となりぬ。
— 泉鏡花 『取舵』 青空文庫
君も御存じの如く、海底戰鬪艇の總ての機關は、秘密なる十二|種の化學藥液の作用で活動するのでせう、其活動の根源となる可き藥液は、盡く十二の樽に密封されて、造船所内の一部に貯藏されてあつたのだが、あゝ、昨夜の大海嘯では其一個も無事では居るまい、イヤ、决して無事で居る筈はありません。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
どうぞよろしくお頼み申します」 といったような開き封の遺書が、叔父宛にした密封の書類と一緒に置いてあった。
— 夢野久作 『鉄鎚』 青空文庫
秘密会、密封書、暗夜の急ぎ路。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
この「水だま」の下方の花弁は櫓船の衝角のやうに癒著して雄蕊雌蕊を密封してゐる。
— 牧野信一 『卓上演説』 青空文庫
密封した箱に小石や木片や硝子の破片や雜多の物を入れて此をがら/\と振る時に中なるものが小石であり木片であることを其一つが想像しえたとしても全部を知ることは能はぬであらう。
— 長塚節 『おふさ』 青空文庫
生死ノ煩悶ヲ天空ニ求ムル如キ低級極マル小乘的信仰ヲ以テ、印度文明ノ密封セラレタル寶庫トシテ漸ク將ニ二十世紀ノ今日ヲ待チテ開カレントスル日本民族ノ大乘的信仰ニ對セントスル如キハ、實ニ龍車ニ向フ蟷螂ノ斧。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
印度文明ノ西シタル小乘的思想ガ西洋ノ宗教哲學トナリ、印度其者ニ跡ヲ絶チ、經過シタル支那亦只形骸ヲ存シテ獨リ東海ノ粟島ニ大乘的寳藏ヲ密封シタル者。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
作例 · 標準
使いかけの食品は、鮮度を保つためにチャック袋で密封する。
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実験用サンプルを瓶に入れて、蝋で厳重に密封した。
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この缶詰は完全に密封されているので、長期保存が可能だ。
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