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端午の節句

たんごのせっく
表現名詞
1
標準
Boys' Day celebration (May 5)
文例 · 用例
油地獄にも、ならずものの与兵衛とかいう若い男が、ふとしたはずみで女を、むごたらしく殺してしまって、その場に茫然立ちつくしていると、季節は、ちょうど五月、まちは端午の節句で、その家の軒端の幟が、ばたばたばたばたと、烈風にはためいている音が聞えて淋しいとも侘びしいとも与兵衛が可愛そうでならなかった。
太宰治 音に就いて 青空文庫
油地獄にも、ならずものの与兵衛とかいふ若い男が、ふとしたはづみで女を、むごたらしく殺してしまつて、その場に茫然立ちつくしてゐると、季節は、ちやうど五月、まちは端午の節句で、その家の軒端の幟が、ばたばたばたばたばたと、烈風にはためいてゐる音が聞えて淋しいとも侘びしいとも与兵衛が可愛さうでならなかつた。
太宰治 音について 青空文庫
まだ陰暦で年中行事をやっている僻遠の土地では、その日は朝から仕事を休んで端午の節句をやっていた。
田中貢太郎 月光の下 青空文庫
端午の節句には三人の人手をかりて厳かな凧上げ式を挙行したものである。
牧野信一 鱗雲 青空文庫
端午の節句――要垣の赤い新芽の出た細い巷路を行くと、ハタハタと五月鯉の風に動く音がする。
田山花袋 新茶のかおり 青空文庫
お正月や端午の節句などに成田家へ遊びに行くと、酒好きな頼母の相手をさせられたが、そんな時には、きっとお八重が、美しく着飾ってお酌に出た。
菊池寛 仇討禁止令 青空文庫
そういう、日本の面と、能や端午の節句や桜花爛漫を撮影している国際文化振興会などの、日本紹介映画との間に、どういう血が通っているか。
――横光氏の「厨房日記」について―― 「迷いの末は」 青空文庫
菖蒲重といふは、端午の節句に着る着物なるべければ着つつなれしといふわけはないはずである。
正岡子規 病牀六尺 青空文庫
作例 · 標準
端午の節句には、鯉のぼりを立てて男の子の成長を祝う。
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五月人形を飾って、盛大に端午の節句をお祝いした。
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今年は初孫の誕生で、初めての端午の節句を迎えるのが楽しみだ。
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