巨費
きょひ
名詞
標準
enormous expenditure
文例 · 用例
校舍ニ巨費ヲ投ズルハ亦最惡ナル直譯的模倣ナリ。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
現に、今日の園遊会も、一人|宛百金に近い巨費を投じて、新邸披露として、都下の名士達を招んだのである。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
たかが長谷部大尉にもよくわかる無用の長物の飛行島を、なぜ、千五百万ポンドの巨費をかけてつくるのだろうか。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
『貴様にもよくわかる無用の長物の飛行島を、なぜ千五百万ポンドの巨費をかけてつくるのだろうか。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
現に、今日の園遊会も、一人宛百金に近い巨費を投じて、新邸披露として、都下の名士達を招んだのである。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
そしてその研究の展開上液体ヘリウムを必要とするや、王立学会はさらに一万五千ポンドの巨費を投じて彼を助けた。
— 中谷宇吉郎 『カピッツア争い』 青空文庫
戦後になって、その秘密が分ったのであるが、アメリカ政府はこの研究に、二十億ドルの巨費を使い、三千人に余る科学者及び技術者を動員したのである。
— 中谷宇吉郎 『科学と国境』 青空文庫
私はがらにもなく巨費を投じて冬も凍らないように厚い壁土をぬりこめ、みがいたタイルで四囲を塗りつめたが、この古い百姓家のような構えに此処だけが病院の便所のように壮麗に見えた。
— 室生犀星 『われはうたえども やぶれかぶれ』 青空文庫