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羅漢

らかん
名詞
1
標準
arhat
文例 · 用例
とどの顔も白茶けた、影の薄い、衣服前垂の汚目ばかり火影に目立って、煤びた羅漢の、トボンとした、寂しい、濁った形が溝端にばらばらと残る。
泉鏡花 露肆 青空文庫
外面女菩薩――内心如夜叉 心得たか、と語らせ給へば、羅漢の末席に侍ひて、悟顏の周梨槃特、好もしげなる目色にて、わが佛、わが佛殿と道人の問答より、木の葉を衾の男女の睦言、もそつとお説きなされと言ふ。
泉鏡花 妙齡 青空文庫
其の中から一體私に分けられた阿羅漢の像がある。
泉鏡太郎 松の葉 青空文庫
先生の相貌、羅漢に似たる為か、アーメンはよくよく嫌いと見えたり。
押川春浪 本州横断 癇癪徒歩旅行 青空文庫
一着は水中の津川五郎子で、一|哩の時間十五分十二秒、二着は髯将軍、三着は羅漢将軍、四着は走れそうもない木川子が泳ぐようにして辿り着いたという事で、吾輩はビリの到着。
押川春浪 本州横断 癇癪徒歩旅行 青空文庫
五百羅漢の中にも似たらしい形はない。
――(前題――楊弓) ピストルの使い方 青空文庫
沖から遠眼鏡で望んだら、瞬する間も静まらず、海洋の蒼き口に、白泡の歯を鳴らして、刻々島根を喰削らんず、怖しき浪の頭を圧えて、巌窟の中に鎮座まします、世に頼母しき一体の羅漢の姿に見えるであろう。
泉鏡花 わか紫 青空文庫
」「あの、大な巌だの、小な巌だの、すくすくして、浪の打ちます処に、黒くなって、皆、あの、目を光らかして、五百羅漢みたように、腰かけているんです。
泉鏡花 わか紫 青空文庫
作例 · 標準
寺の境内に並ぶ五百羅漢の石像は、一つ一つ表情が異なり、見ていて飽きることがない。
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厳しい修行を乗り越えて悟りを開いた羅漢は、人々の尊敬を集める存在として崇められている。
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古い絵画に描かれた羅漢の姿からは、世俗を離れた高潔な精神が伝わってくる。
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