幻辞.com

キリスト教

キリストきょう
名詞頻度ランク #2936 · 青空 1769
1
標準
Christianity
文例 · 用例
キリスト教の問題に限らず、このごろの日本人は、だんだん意気込んで来て、外国人の思想を、たいした事はないようだと、ひそひそ囁き交すようになったのは、たいへん進歩である。
太宰治 世界的 青空文庫
キリスト教の問題に限らず、このごろ日本人は、だんだん意氣込んで來て、外國人の思想を、たいした事はないやうだと、ひそひそ囁き交すやうになつたのは、たいへんな進歩である。
太宰治 世界的 青空文庫
若い時分キリスト教会に出入りして道を求めたが得る所がなかったと云っていた。
寺田寅彦 工学博士末広恭二君 青空文庫
たとへ外貌はどうあらうとも、性格氣質の底に西洋風なキリスト教や、ギリシャ思潮を傾向した人種でなければ、詩の輸入飜案者たる詩人の役目は勤まらない。
萩原朔太郎 詩に告別した室生犀星君へ 青空文庫
反對に僕の場合では、外部の趣味にハイカラやモダンが殆んどなく、生活の根柢してゐる精神にだけ、キリスト教的な西洋の蛇が食ひ込んでゐるのである。
萩原朔太郎 詩に告別した室生犀星君へ 青空文庫
しかし尊氏の哲學は、キリスト教の博愛主義ではなく、もつと深刻な厭世觀を根據とする東洋の宿命哲學、即ち佛教にもとづいて居る。
萩原朔太郎 足利尊氏 青空文庫
この「酒の目出度さ」といふ思想が、キリスト教の西洋人には解らない。
萩原朔太郎 酒に就いて 青空文庫
おりおり立ち止まっては毛布から雪を払いながら歩みます、私はその以前にもキリスト教の会堂に入ったことがあるかも知れませんが、この夜の事ほどよく心に残っていることはなく、したがってかの晩初めて会堂に行った気が今でもするのであります。
国木田独歩 あの時分 青空文庫