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十字架

じゅうじか
名詞頻度ランク #9231 · 青空 1427
1
標準
cross (for crucifixion)
文例 · 用例
空もいんいん、地もいんいん、肢體に青き血ながれ、するどくしたたり、電光したたり、身肉ちぎれやぶれむとす、いま裸形を恥ぢず、十字架のうへ、齒がみをなしてわれいのる。
萩原朔太郎 情慾 青空文庫
火に充ちし手のナポリの聖女、心菫に泣ける薔薇、聖ギヂルが花、汝は見しや天の砂漠に汝が十字架
中原中也 ヂェラルド・ド・ネルヴァル 青空文庫
その島の平らないただきに、立派な眼もさめるやうな、白い十字架がたって、それはもう凍った北極の雲で鋳たといったらいゝか、すきっとした金いろの円光をいただいて、しづかに永久に立ってゐるのでした。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
そして島と十字架とは、だんだんうしろの方へうつって行きました。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
まっ白な、あのさっきの北の十字架のやうに光る鷺のからだが、十ばかり、少しひらべったくなって、黒い脚をちぢめて、浮彫のやうにならんでゐたのです。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
見えない天の川のずうっと川下に青や橙やもうあらゆる光でちりばめられ〔〕た十字架がまるで一本の木といふ風に川の中から立ってかゞやきその上には青じろい雲がまるい環になって后光のやうにかかってゐるのでした。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
そしてだんだん十字架は窓の正面になりあの苹果の肉のやうな青じろい環の雲もゆるやかにゆるやかに繞ってゐるのが見えました。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
そしてたくさんのシグナル〔や〕電燈の灯のなかを汽車はだんだんゆるやかになりたうたう十字架のちゃうどま向ひに行ってすっかりとまりました。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
作例 · 標準
丘の上に立つ古い教会の屋根には、鉄製の大きな十字架が据えられている。
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中世の絵画には、重い十字架を背負って歩く男の姿が描かれている。
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墓地には、白い大理石で作られた十字架が静かに並んでいた。
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ウィキペディア

十字架(じゅうじか)は、イエス・キリストが磔刑に処されたときの刑具と伝えられ、主要なキリスト教教派が、最も重要な宗教的象徴とするもの。イエスの十字架を象り、立体のものを作ったり画布や板に描いたりしたものを崇敬の対象とする。また、祈祷の一部として手で自分の胸に画いたり、相手の頭上に画いたりする。

出典: 十字架 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0