執心
しゅうしん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #41150 · 青空 333 例
標準
devotion
文例 · 用例
『文学なぞは早晩地上から跡を絶つに決つてゐるもので、今猶文学なぞに執心してゐる奴は愚物に限る』なぞ。
— 中原中也 『非文学的文士』 青空文庫
あれと添われなけりゃ生きてる効がないとまでに執心の男だ。
— 泉鏡花 『夜行巡査』 青空文庫
……八田なにがし……」「そのお飯粒で蛙を釣って遊んだって、御執心の、蓮池の邸の方とは違うんですか。
— 泉鏡花 『古狢』 青空文庫
いかんとなればあまたの人の嫌悪に堪えざる乞食僧の、黒壁に出没するは、蝦蟇とお通のあるためなりと納涼台にて語り合えるを美人はふと聞噛りしことあればなり、思うてここに到る毎に、お通は執心の恐しさに、「母上、母上」と亡母を念じて、己が身辺に絡纏りつつある淫魔を却けられむことを哀願しき。
— 泉鏡花 『妖僧記』 青空文庫
妾は、あなたのその飛びはなれた執心のお蔭で、この邸をたった今追い出されたばかりなのですからね。
— 渡辺温 『アンドロギュノスの裔』 青空文庫
六「大分御執心のようだが、どうした。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
「不可いよ、」 と強く云う、お蔦の声が屹としたので、きょとんとして立つ処を、横合からお源の手が、ちょろりとその執心の茶碗を掻攫って、「失礼だわ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
わたくしも笑いましたが、何だかその恰好に律義な執心のようなものが見えて愛感が持てました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
作例 · 標準
彼は若い頃から古美術の収集に並々ならぬ執心を見せている。
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権力への執心が強すぎるあまり、彼は周囲の信頼を完全に失ってしまった。
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一度思い込んだら、その計画の遂行に執心して他人の意見を聞かない。
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