こだわり
こだわり
名詞
標準
文例 · 用例
私だって、人から火を借りた時には、何のこだわりもなく、有難うという。
— 太宰治 『作家の手帖』 青空文庫
そのように覚悟をきめたら、やっと僕は、さっきの洗面所に於ける悪夢に就いて、そんなに、こだわりを感じないようになった。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
僕はどうも、女のひとからものをもらったり、また、ものを贈ったりするのに、いささか、こだわりを感ずる。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
こだわりを感じるのです。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
「君は、日常生活のプライドにこだわりすぎていけない。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
」と私が呼ぶと、シゲちゃんは、こだわり無く笑った。
— 太宰治 『故郷』 青空文庫
そこに、なんのこだわりもなかった。
— 太宰治 『一日の労苦』 青空文庫
まさか私は、その話相手の女に、惚れるの惚れられるの、そんな馬鹿な事は考えませんが、どうも何だか心にこだわりが出て来るのです。
— 太宰治 『嘘』 青空文庫