輔弼
ほひつ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
giving the Emperor advice on affairs of state
文例 · 用例
よく経綸の業を展べ、旋陞る輔弼の栄。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
しかも、天皇の周囲には「諮問」「輔弼」の名にかくされた独裁支配の最も野蛮な遂行機関として、元老、内大臣、枢密院があり、特に封建的・軍事的支配のためには、天皇を中心として専門の元帥府、軍事参院、参謀本部、海軍司令部等がある。
— ――ソヴェト同盟の国家体制と日本の国家体制―― 『労働者農民の国家とブルジョア地主の国家』 青空文庫
上一人ヲ輔弼シ万機ヲ関白シ、大政ヲ総裁ス。
— 慶応三年十月十六日 『新官制擬定書』 青空文庫
3.大臣は皇帝を輔弼し、それに對する責任を負う。
— 關口存男 『新獨逸語文法教程解説』 青空文庫
……それに老師は今日まではいつも某の話相手として輔弼の任を尽くされたばかりか天蓋山に鉱ありと最初に発見なされたのも、その発掘をこの某に進められたのも老師でござった。
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
而して其の已に擧げられて輔弼の職に就き、献替の事を行ふや、黨員政友と雖も、決して外より之れに容喙するを得ずと。
— 鳥谷部春汀 『明治人物月旦(抄)』 青空文庫
則ち内閣は人心を失し、議會の多數は到底内閣に贊同せず、立法豫算の政務を擧げて曠廢に歸せんとするに關せず、議會の調和伴行せざるを以て、一に之を大權干犯と爲し、頑として其の位地に據り、進で調和伴行の道を講ぜずんば、以て輔弼の責任を全くするものと云ふを得ざるべし。
— 鳥谷部春汀 『明治人物月旦(抄)』 青空文庫
而して之を其の發起者たる伊藤侯に見るに、其の超然主義を標榜としたるの當時に於てすら、議會の反對に遇ふて國務を擧ぐる能はざるに至て、其の任免の大權に屬するを以て輔弼の責を忽にせず、表を捧げて罪を闕下に待ち、又先年自由進歩兩黨の合同するや自ら之を後任に奏薦して、引退したる實例あり。
— 鳥谷部春汀 『明治人物月旦(抄)』 青空文庫
作例 · 標準
歴史書には、皇帝を輔弼した賢臣たちの功績が記されている。
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宰相は、若き国王を輔弼し、国政を支えた。
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優れた補佐役は、君主を輔弼し、国を繁栄に導く。
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