補筆
ほひつ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
retouch
文例 · 用例
さて、それでは今回は原作をもう少し先まで読んでみて、それから原作に足りないところを私が、傲慢のようでありますが、たしかに傲慢のわざなのでありますが、少し補筆してゆき、いささか興味あるロマンスに組立ててみたいと思っています。
— 太宰治 『女の決闘』 青空文庫
」(大正四年八月稿、同大正十三年十月補筆)
— 内田魯庵 『二葉亭余談』 青空文庫
(大正十一年七月十六日記、翌月『明星』掲載、大正十三年十月補筆)
— 内田魯庵 『鴎外博士の追憶』 青空文庫
(大正十二年九月記 ○大正十三年十月補筆 ○改造社出版『大正大震火災誌』中所掲「甘粕対大杉事件」参照)追記 大杉が警察のスパイであって主義者の秘密を供給していたので、大杉殺害が警察と陸軍との反目になったという噂が当時或る一部に広がった。
— 内田魯庵 『最後の大杉』 青空文庫
脚色者は福地桜痴居士であったが、居士はこうした世話狂言を得意としないので、さらに三代目河竹新七と竹柴|其水とが補筆して一日の通し狂言に作りあげた。
— 岡本綺堂 『寄席と芝居と』 青空文庫
蘭軒医談の筆工は梶原平兵衛で、其補筆は枳園の手に成つた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
「君は写真の補筆が出来ますか」 断っておくがこの時の吾輩は最早、正式に入社していて、社長以下小使に到るまで顔が通っている。
— 夢野久作 『山羊髯編輯長』 青空文庫
そこで補筆価値百二十パーセントの堂々たる日章旗を翻した司令塔、信号マスト、水雷発射管、速射砲の設備整然たる五百|噸級、乃至二百噸級の水雷駆逐艇が五艘、九十線の銅版キメ細やかに浮き出しているとは夢にも知らずに、山羊髯が「分捕潜水艇」の標題を附けた版下の寸法書を印刷部へまわしたものだろう。
— 夢野久作 『山羊髯編輯長』 青空文庫
作例 · 標準
古い肖像画の傷んだ部分を、専門家が丁寧に補筆した。
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原稿の誤字脱字を、編集者が細かく補筆・修正した。
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この写真の空の部分は、後から補筆して青くしたものです。
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