万両
まんりょう異読 マンリョウ
名詞
標準
coralberry (Ardisia crenata)
文例 · 用例
こんなことは長くつづく筈はないので、一万両の金を儲け出したらば、京都へ帰って田地でも買って、安楽に一生を暮らすつもりであったと式部は申し立てた。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
「そんなこってきくもんか、五六万両はゆうにあるだろう。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
」「いや/\もっとある、十五六万両はあるだろう。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
で、紳士たる以上はせめてムダ金の拾万両も棄てて、小町の真筆のあなめあなめの歌、孔子様の讃が金で書いてある顔回の瓢、耶蘇の血が染みている十字架の切れ端などというものを買込んで、どんなものだいと反身になるのもマンザラ悪くはあるまいかも知らぬ。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
つまり五万両なら五万両に相当する勲功を立てた時に、五万両の代りに茶器を戴いているのである。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
その骨董に当時五万両の価値があれば、そういう骨董を頂戴したのはつまり筑前守は五万両の高慢税を出して喜んでそれを買ったのと同じことである。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
趣味の前には百万両だって煙草の煙よりも果敢いものにしか思えぬことを会得しないからだ。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
おりから映し出された映画は「三万両五十三次」とか題する時代劇であった。
— 寺田寅彦 『試験管』 青空文庫
作例 · 標準
正月の生け花には、赤い実をつける万両がよく使われる。
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庭の片隅に植えた万両が、冬の庭を鮮やかに彩っている。
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万両の実のような鮮やかな赤色が、とてもおめでたい感じがする。
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