干上がる
ひあがる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to dry up
文例 · 用例
大きくなるに従って物を知りたがり、卓布にこぼれた水が干上がるとどうなるかなどと聞いた。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
粉の輪で思い出すのは、蒸発皿である種の塩類の溶液を煮詰めて蒸発させる時に、溶液の干上がるに従って、液面が周囲の器壁に接する境界線の所に、粉状の塩の土手ができる。
— 寺田寅彦 『自然界の縞模様』 青空文庫
そんなことがあったら、その道の刑事の鼻の下が干上がるじゃないか?
— 合作の二 『五階の窓』 青空文庫
正体もなく考へに疲れきって、汗を流し、いびきをかいて昼寝してゐるまだ若い男の口からは黄色い歯が見え、硝子越しの夏の日が毛脛を照し、その上に蚤が這ひあがる。
— 石川啄木 『詩』 青空文庫
其すつぱいことといつたら顫ひあがるやうだ。
— 長塚節 『炭燒のむすめ』 青空文庫
衝突して舞ひあがる自然現象の美は描かれて、なまじつか日蓮が立つてゐるのが俗物的に見える位である。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
広場に立てならべた銃は天に舞ひあがるだらう。
— 詩集(1)初期詩篇 『小熊秀雄全集-2』 青空文庫
驚く間もなく蝶はひらひらと小生の腕を離れて舞ひあがるのです。
— 牧野信一 『女優』 青空文庫
作例 · 標準
数ヶ月も雨が降らなかったため、村の唯一の貯水池は完全に干上がってしまった。
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給料日前にお金が底をつき、僕の財布は文字通り干上がっている状態だ。
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強烈な日差しに照らされた水たまりが、ものの数時間で干上がっていく。
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