分地
ぶんち
名詞動詞-サ変
標準
parceling out an estate
文例 · 用例
その公園すらも、昔は赤城牧場の分地であつて、多くの牛が飼はれて居た。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
――然し、何分地盤にも關係しますことで……」 「ふうむ。
— 南部修太郎 『女盗』 青空文庫
案内者の死骸は鼻の穴も口も砂で一ぱい詰って朽木のように半分地に埋って居た。
— 岡本かの子 『百喩経』 青空文庫
何分地震で屋根がこわれ落ちているところへ、どんどん火の子をかぶるのですからたまったものではありません。
— 鈴木三重吉 『大震火災記』 青空文庫
(五) 足を女の足のしろさとならべてつま先のところをじつと男がみつめてゐると幾分地面が傾斜になつてゐることに気がついた、そして背中にすく/\と暗の中に新鮮な青い樹木のやうなかたちが大きな掌をひろげて男をどんと突いたので、危くがつくりと前のめりに娘さんの膝の上に頭を落してしまふところであつた。
— 小説 『小熊秀雄全集−15−』 青空文庫
だが昔大分地方の鼠の岩屋等の強賊、皇命に従わざりしを景行天皇ツバキの槌を猛卒に持たせ誅殺した事あり(『書紀』七)、この木は今も犬殺しも用い身に極めて痛く当る。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
多分地殻が予想外に弱かったんだ。
— 大阪圭吉 『坑鬼』 青空文庫
橋弁慶の行衛は不明であるが、この弁慶が分捕りした銅牌は今でも蓮杖の家に残ってるはずだが、これも多分地震でどうかしてしまったろう。
— ――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 『淡島椿岳』 青空文庫
作例 · 標準
父の遺言に従い、長年守ってきた土地を三人の兄弟で分地することになった。
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かつての大名屋敷が分地され、現代では閑静な住宅街へと姿を変えている。
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「この広大な森を分地して、新しいキャンプ場を造る計画があるんだ」
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