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聞知

ぶんち
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
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文例 · 用例
それを彼は聞知つてゐた。
中原中也 校長 青空文庫
抑まだ私などが文筆の事にたずさわらなかった程の古い昔に、彼の「浮雲」でもって同君の名を知り伎倆を知り其執筆の苦心の話をも聞知ったのでありました。
幸田露伴 言語体の文章と浮雲 青空文庫
武村兵曹も其仲間に入つて、頻りに愉快だ/\と騷いで居つたが、何時何處から聞知たものか、例の轟大尉の虎髯はぬつと進み出て『これ、武村兵曹、足下はなか/\薩摩琵琶が巧い相な、一曲やらんか、やる!
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
彼は明治初期に文明開化の評論家であり、後に九代目団十郎のための劇作家となった桜痴居士福地源一郎の生活態度を聞知っていた。
岡本かの子 食魔 青空文庫
予の奕に於ける、局外の人たり、故に聞知する少しと雖も、秋仙遺譜以下、奕譜の世に出づる者蓋し甚だ多からん。
幸田露伴 囲碁雑考 青空文庫
和國小姓氣質卷五、庄野佐左衞門、父の看病に歸省の間だに、親交有る少年吉崎鹿之助憂死したるを知ず、父の葬り終て、忙ぎ還り鹿之助を訪しに、「手づから拵へ膳すゆれば、精進飯の水臭く、半ば殘してさし措き」宅へ歸り、明朝鹿之助の死を聞知り、其室を檢するに、佛前の靈供の飯半ば食ひさし有しと出たり。
南方熊楠 鹽に關する迷信 青空文庫
四 沢は、駕籠に乗つて蔵屋に宿つた病人らしい其と言ひ、鍵屋に此の思ひがけない都人を見て、つい聞知らずに居た、此の山には温泉などあつて、それで逗留をして居るのであらう。
泉鏡花 貴婦人 青空文庫
しかれども予が嘗て聞知れる渠が干支の爾く巳を重ねたるを奇異とせる記憶は、咄嗟に浅次郎の名を呼起せり。
泉鏡花 黒壁 青空文庫
作例 · 標準
風の噂で、かつての教え子が海外で大きな成功を収めたことを聞知した。
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「へえ、君が結婚したっていう話は、すでに先生の耳にも聞知されているよ」
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敵軍が間近に迫っていることを聞知した城主は、ただちに防衛の準備を命じた。
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