清め
きよめ
名詞頻度ランク #24194 · 青空 31 例
標準
purification
文例 · 用例
境内は、塵一つとどめず掃き清められていた。
— 太宰治 『春昼』 青空文庫
塵埃にくすぶった草木の葉が洗われて美しい濃緑に返るのを見ると自分の脳の濁りも一緒に洗い清められたような心持がする。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
その間に父上は戸棚から三宝をいくつも取下ろして一々|布巾で清めておられる。
— 寺田寅彦 『祭』 青空文庫
ここに黄ばんだしみのあるのも鼠のいたずらじゃないかしらんなど独語を云いながら我も手伝うておおかた三宝の清めも済む。
— 寺田寅彦 『祭』 青空文庫
奥の間から祭壇を持って来て床の中央へ三壇にすえ、神棚から御厨子を下ろし塵を清めて一番高い処へ安置し、御扉をあけて前へ神鏡を立てる。
— 寺田寅彦 『祭』 青空文庫
食事がすんでそこらを片付けるうち風呂がわいたから父上から順々にいってからだを清める。
— 寺田寅彦 『祭』 青空文庫
境内は、塵一つとどめず掃き清められてゐた。
— 太宰治 『春晝』 青空文庫
ジヤマツケどころか、お爺さんは、いまは、この瘤を本當に、自分の可愛い孫のやうに思ひ、自分の孤獨を慰めてくれる唯一の相手として、朝起きて顏を洗ふ時にも、特別にていねいにこの瘤に清水をかけて洗ひ清めてゐるのである。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
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出典: 清め — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0