殊勲
しゅくん
名詞
標準
distinguished services
文例 · 用例
かのマルクープ爺さんが神様狩の殊勲者だというのである。
— ※ 『南島譚』 青空文庫
三十分後、殊勲の二水夫に押えられたナポレオンが再び島のカヌーで船に連れ戻された時、真先に彼は手酷い平手打を三つ四つ続けざまに喰わせられた。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
原大隅守は殊勲の槍を高くあげて、「今妻女山より味方の先手衆駈けつけたぞ、戦いは味方の勝ちぞ」と叫びまわった。
— 菊池寛 『川中島合戦』 青空文庫
関ヶ原役に西軍が勝って諭功行賞が行われたならば、昌幸は殊勲第一であったであろう。
— 菊池寛 『真田幸村』 青空文庫
されば、この戦ひに於ける殊勲者たる平清盛は、相つゞく平治の乱に於て、その対抗勢力たりし源|義朝を斃すと共に、その官位はしきりに昇進して、太政大臣となり藤原氏に倣うて、皇室の外戚となり、政治上の実権を握つたのである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
建武中興 元寇は、日本の輝しき大勝に終つたが、その戦禍を甚だしく受けたものは、戦勝の殊勲者たる鎌倉幕府それ自身であつた。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
経盛の塚のみならば、この人敦盛という美少年の父たりしというばかりで、わが国に何の殊勲ありしとも聞かざれば、潰すもあるいは恕すべし。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
したがって人間勝りの殊勲ある馬を人以上に好遇し、甚だしきは敵味方ともこれを神と視て、恐れ崇めたのだ。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
彼は絶体絶命のピンチで逆転満塁ホームランを放ち、勝利の殊勲を立てた。
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倒壊した建物から多くの負傷者を救出した救助隊員に、殊勲が称えられた。
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長年にわたる国境警備での殊勲が認められ、彼は異例の昇進を果たした。
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