主命
しゅめい異読 しゅうめい
名詞
標準
ruler's orders
文例 · 用例
」 こはそも華族の御身として、かったいものの屠犬児に、直接御面会は心得ずと、矢島は思えど、主命なれば、来れ、と渠を麾きて、庭口より露地へ廻れば、夫人は縁側に褥を移して、綾子と二人並び坐しつ。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
主命を辱しむること、見よ、かくのごとし、既に仁恵といういずくんぞ越人と秦人とを分たん、されどもこれを則と謂わば、また論ずるに足らざるなり。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
然し主命である、挑まれて相手にならぬ訳には行かぬから、心得ましたと引組んで捻合った。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
「大国魂命と大国主命とはちがいますか。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
その時横田|申候は、たとい主命なりとも、香木は無用の翫物に有之、過分の大金を擲ち候事は不可然、所詮本木を伊達家に譲り、末木を買求めたき由申候。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書』 青空文庫
某は香木を三斎公に参らせ、さて御願い申候は、主命大切と心得候ためとは申ながら、御役に立つべき侍一人討ち果たし候段、恐れ入り候えば、切腹|仰附けられたくと申候。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書』 青空文庫
いかにも晴がましく候て、心苦しく候えども、これまた主命なれば是非なく候。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書』 青空文庫
その時相役申候は、たとい主命なりとも、香木は無用の翫物に有之、過分の大金を擲ち候事は不可然、所詮本木を伊達家に譲り、末木を買求めたき由申候。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書(初稿)』 青空文庫
作例 · 標準
「主命に従い、これより敵陣へ夜襲を仕掛ける!」と若き武士は叫んだ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
どんなに危険な任務であっても、一度下された主命を断ることは彼にとって死を意味した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
主命に背いて密かに囚人を逃がした罪で、彼はその夜のうちに幽閉されてしまった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview