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敬畏

けいい
名詞動詞-サ変
1
標準
awe
文例 · 用例
まことに敬畏する態度で、私は、この手紙一本きりで、あなたから逃げ出す。
太宰治 虚構の春 青空文庫
然るに朝廷は、今は天下の御政を、きこしめすことなく、おのづから世間に、遠くましますが故に、誰も心には、尊き御事は存じながらも、事にふれて、自然と敬畏の筋、等閑なる事も、無きにあらず。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
それのみならず、先生がベルが鳴って十五分立っても出て来ないのでますます予期から生ずる敬畏の念を増した。
夏目漱石 三四郎 青空文庫
拿翁の侵略に遭ひて国亡び、家破れんとするに当りて、従容として、拿翁の玉座に近づき、彼をして言ふ可からざる敬畏の念を抱かしめたるギヨーテが、戦陣に臨みて雑兵の一人となり、尸を原頭に暴らさゞるの故を以て、国民的ならずと罵るものあらば、吾人は其の愚を笑はずんばあらざるなり。
北村透谷 国民と思想 青空文庫
この青年ははなはだ無礼な過言を述べたように見えるが、その実、将軍に対して同情と敬畏の念を顕す考えであったという。
新渡戸稲造 自警録 青空文庫
それのみならず先生が号鐘が鳴つて十五分立つても出て来ないので益予期から生ずる敬畏の念を増した。
夏目金之助 三四郎 青空文庫
萬世の光である東西諸聖賢の共に一致するところ即ち尊きものに對する敬畏を著者は特に皷吹したいのである。
土井晩翠 「雨の降る日は天氣が惡い」序 青空文庫
史上の人物に対して敬畏崇拝の念を生ずる如きは田口君に於ては蓋しなき所也。
山路愛山 明治文学史 青空文庫
作例 · 標準
大自然の猛威を前にして、人間はただ敬畏の念を抱きながら立ち尽くすしかなかった。
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「神仏に対する敬畏の心を忘れた者は、いつか道を踏み外してしまうだろう」
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その荘厳な建築物は、訪れる人々に無言のまま敬畏の情を抱かせる力を持っている。
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