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残照

ざんしょう
名詞
1
標準
afterglow
文例 · 用例
通風筒の耳の孔が僅かに残照の紅みを反射する。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
林の外側に並んだ幹には残照が映って、その光が陽炎のように微赤くちらちらとしていたが、中はもう霧がかかったように暗みかけていた。
田中貢太郎 太虚司法伝 青空文庫
堅山南風氏の『残照』と郷倉千靱氏の『山の夜』とは良い対照である、南風氏の自然に対する向ひ方といふのは、自然を素直にうけいれ、特に自然と妥協をすることさへも恐れないが、結局は自然を自分の膝の下に組み据へてしまはなければ気が済まないといふやり方である。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
鉄幹の「残照」は変ロ調の4/4でよく調子に合った。
田山花袋 田舎教師 青空文庫
大東屋はいつかがらんと人気なく、肌つめたい秋の残照の中に、雁来紅の濃い色調、紫苑、穂に出た尾花など夜に入る前一息のあざやかさで浮上った。
宮本百合子 百花園 青空文庫
落日は巨人の魂かわが魂か炎のごとく血汐の如し 熱しきった太陽は爛々と燃え、最後の残照を西の空一面に放ったまま、落人のごとく夜の世界の彼方へ沈んでゆく。
九条武子 六甲山上の夏 青空文庫
山の裾が平野の中へ消えて来て、葉さきを曲げた芒の向うに、入日をうけた海が大きく空に残照をあげていた。
横光利一 旅愁 青空文庫
海上に近く浮んだ三つの小島にあたる残照が、紗を隔てて灯を望む趣も旅中の心を和らげた。
附 満蒙の歌 満蒙遊記 青空文庫
作例 · 標準
沈みゆく太陽の残照が、冬の立山連峰を赤く染めていた。
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日が暮れた後の空に広がる淡い残照を眺めながら、物思いに耽る。
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ビルの窓ガラスに夕日の残照が反射して、街全体が黄金色に輝いている。
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ウィキペディア曖昧さ回避

残照(ざんしょう) 残照 (映画) - 1978年の日本映画。 楽曲 残照 - 松山千春の楽曲。アルバム『浪漫』に収録。 残照 - ゴスペラーズの楽曲。アルバム『FRENZY』に収録。 残照 (片霧烈火の曲) - 片霧烈火の楽曲。『セカンドノベル 〜彼女の夏、15分の記憶〜』主題歌。 残照 (山内惠介の曲) - 山内惠介の楽曲。 小説 残照 - 今野敏の2000年の小説。『安積班シリーズ』の一作。 残照―2007 - 海堂尊の2009年の小説。『ジェネラル・ルージュの伝説』収録。 残照 - 鹿児島県で活動する文芸同人。 写真集 残照 - 2023年に出版予定の畑芽育の1st写真集。

出典: 残照 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0