三股
さんまた
名詞
標準
forked stick
文例 · 用例
志す人があって、この川ぞいの三股へ、石地蔵が建つというわいの。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
身はひとつ心はふたつ三股の流れによどむうたかたの、とけてむすぶの假枕、あかつきがたの雲の帶、なくか中洲のほとゝぎす。
— 竹久夢二 『砂がき』 青空文庫
一太は竹の三股を担いで栗の木の下へ行った。
— 宮本百合子 『一太と母』 青空文庫
一太は一番低そうな枝を目がけ力一杯ガタガタ三股でかき廻した。
— 宮本百合子 『一太と母』 青空文庫
一太は再び三股で枝を叩いた。
— 宮本百合子 『一太と母』 青空文庫
文子は綱宗が高尾を身受して舟に載せて出て、三股で斬つたと云ふ俗説を反駁する積で、高尾が仙台へ連れて行かれて、子孫を彼地に残したと書いたのだが、それは誤を以て誤に代へたのである。
— 森鴎外 『椙原品』 青空文庫
自ら呼吸を強くし力足を踏み、町はずれまで送りし人々の影を見かえり勝ちに明神の森まで来りしが、この曲りの三股原に至り、またつとめて勇気を振い起し大願成就なさしめたまえと明神の祠を遙拝して、末|覚束なき旅に上りぬ。
— 饗庭篁村 『良夜』 青空文庫
部屋の壁には、青地に四印|曼荼羅を描いた旗と、蓮華広大曼荼羅を描いたものとを掛けて、飯食を供し、旛の上方には、加治木玄白斎が、自分の血で、三股金剛杵を描き、その杵の中に、一宇頂輪の真言を書いた。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
作例 · 標準
道が三股に分かれている場所で、どちらに進むべきか迷ってしまった。
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彼は三股の槍を構えて、向かってくる敵を力強く押し返した。
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キャンプで使うための、ちょうどいい形の三股の枝を探している。
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ウィキペディア曖昧さ回避
三股(みまた、みつまた)は、農具、日本の地名、苗字。 道具 ピッチフォーク - 農具の一種。三叉とも。 地名 三股町(みまたちょう) - 宮崎県北諸県郡に属する自治体。 三股 (上士幌町) - 北海道河東郡上士幌町の町丁。 吉永町三股 - 岡山県備前市の町丁。 本匠三股 - 大分県佐伯市の町丁。 鉄道駅 三股駅(みまた) - 宮崎県北諸県郡三股町にある鉄道駅。 十勝三股駅(とかちみつまた) - 北海道河東郡上士幌町字三股にあった鉄道駅(廃駅)。 苗字 三股久典(みまた ひさのり) - ラグビー選手。
関連項目
- 三ツ股 — 宮城県石巻市の町丁。
出典: 三股 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0