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唖々

ああ
副詞副詞-と頻度ランク #1279 · 青空 134
1
標準
caw (of a crow, etc.)
文例 · 用例
陰欝に唖々と鳴き交すその声は、丘の兵舎にまで、やかましく聞えてきた。
黒島伝治 渦巻ける烏の群 青空文庫
よくまあ、しかし、あんなに洒唖々々と落ちついて嘘をつけたものです。
太宰治 青空文庫
どうも、自分の文章を自分で引用するというのは、グロテスクなもので、また、その自分の文章たるや、こうして書き写してみると、いかにも青臭く衒気満々のもののような気がして来て、全く、たまらないのであるが、そこがれいの鉄面皮だ、洒唖々々然と書きすすめる。
太宰治 鉄面皮 青空文庫
斜陽あかあかと目前の楓の林を照らして、そこには数百の烏が無心に唖々と鳴いて遊んでいる。
――新曲聊斎志異―― 竹青 青空文庫
」 魚容は言われるままに眼を軽くつぶると、はたはたと翼の音がして、それから何か自分の肩に薄い衣のようなものがかかったと思うと、すっとからだが軽くなり、眼をひらいたら、すでに二人は雌雄の烏、月光を受けて漆黒の翼は美しく輝き、ちょんちょん平沙を歩いて、唖々と二羽、声をそろえて叫んで、ぱっと飛び立つ。
――新曲聊斎志異―― 竹青 青空文庫
鴉幾羽となく集まり來り、近きあたりの木にとまりて、唖々として啼きて、求むる所あるに似たり。
大町桂月 金華山 青空文庫
……唖々然々たる私はキヨトンとK君の顔を視詰むるより他は無かつた。
牧野信一 青白き公園 青空文庫
鴉一羽、悲しげに唖々と啼過れば、あなたの兵営に喇叭の声遠く聞ゆ。
岡本綺堂 父の墓 青空文庫
作例 · 標準
「『唖々』。静まり返った境内に、一羽の烏の鋭い声が響き渡った。」
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「夕暮れの空を、唖々と鳴きながら烏たちが塒へと急いでいく。」
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「『唖々唖々』と不吉に鳴き交わす声が、冬の朝の冷たい空気を震わせる。」
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「切り立った崖の頂から、大鴉が下界を見下ろすように唖々と鳴いた。」
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