軟弱
なんじゃく
形容動詞名詞頻度ランク #25622 · 青空 102 例
標準
weakness
文例 · 用例
さうかも知れない、しかし、私には人が憎めきれない底の、かの単なる多血質な人間を嗤ふに値ひする或る心の力――十分勇気を持つてゐて而も馬鹿者が軟弱だと見誤る所のもの、かのレアリテがあるのでないと、誰が証言し得よう?
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
追っ払ってくれ、手荒くすると喰いつくぜ、お菓子でもやって」 れいの軟弱外交である。
— ―伊馬鵜平君に与える― 『畜犬談』 青空文庫
曰く何、曰く何、婦女子と雖も猶ほ口にせざるが如き軟弱論を唱導伝播して更に慚色なし。
— 押川春浪 『警戒すべき日本』 青空文庫
既に述べた如く、旋律は拍節の部分的なもの、言はば「より細かいリズム」である故に、しぜんその感じは纖細軟弱となり、スケールの豪壯雄大な情趣を缺いてくる。
— 萩原朔太郎 『青猫』 青空文庫
然しながら、決してまた繊細性の語韻のみを調味して、大局の表現を忘れる軟弱は思はれない。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
蓋し粋は愛情の公然ならぬより其障子外に発生せしもの、侠は武士道の軟弱になりしより其屏風外に発達せしもの、此二者物異なれども其原因は同様にして、姉と弟との関係あり。
— 北村透谷 『粋を論じて「伽羅枕」に及ぶ』 青空文庫
同じ逆境にしても、慷慨の士には激しい痛烈な苦しみが、軟弱の徒には緩慢なじめじめした醜い苦しみが、というふうにである。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
仮令身体は軟弱なりといえども、愛国の熱情を以て向かうときは、何ぞ壮士に譲らんや。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
作例 · 標準
彼の軟弱な態度は、チームの士気を低下させた。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite
長年の不摂生で、体は軟弱になってしまった。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite
軟弱な地盤の上に建物を建てるのは危険だ。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite