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若葉

わかば異読 どんよう
名詞多音語頻度ランク #20521 · 青空 1451
1
標準
new leaves
文例 · 用例
陽炎や名も知らぬ虫の白き飛ぶ更衣野路の人はつかに白し絶頂の城たのもしき若葉かな鮒鮓や彦根の城に雲かかる愁ひつつ岡に登れば花いばら甲斐ヶ嶺や穂蓼の上を塩車 俳句というものを全く知らず、いわんや枯淡とか、洒脱とか、風流とかいう特殊な俳句心境を全く理解しない人。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
絶頂の城たのもしき若葉かな 若葉に囲まれた山の絶頂に、遠く白堊の城が見えるのである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
若葉の青色と、城の白堊とが色彩の明るい配合をしているところに、この句の絵画的のイメージがあり、併せてまた主観のヴィジョンがある。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
毎年夏始めに、程近い植物園からこのわたりへかけ、一体の若葉の梢が茂り黒み、情ない空風が遠い街の塵を揚げて森の香の清い此処らまでも吹き込んで来る頃になると、定まったように脳の工合が悪くなる。
寺田寅彦 やもり物語 青空文庫
夭死と云う事が、何だか一種の美しい事のような心持がしたし、またその時考えていた死と云うものは、有が無になるような大事件ではなく、ただ花が散ってその代りに若葉の出るようなほんのちょっとした変り目で、人が死んでも心はそこらの野の花になって咲いているような事を考えていた。
寺田寅彦 枯菊の影 青空文庫
この頃のやうな若葉時になると、薄く透明な黄味を含んだ楢の葉が、柔々しい絹糸のやうな裏毛を、白く光らせて、あつちでも、こつちでも、ひら/\と波頭のやうに、そよ風に爪立つてゐる。
小島烏水 亡びゆく森 青空文庫
七月の炎天も、この谷間までは迫って来ないと見えて、白剥山を一つ超えて、東俣の谷へ来ると、未だ若葉、青葉の新緑が、生々しかったが、ここまで溯ると、濶葉、細葉は、透明を含んだ、黄の克った、明るみのある嫩い緑で、霧の雫にプラチナのように光った裏葉を翻えしている。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
冬は言うまでもないとして、三月四月頃、試みに郊外に出て見給え、遠くに碧い山か、斑らな雪の縞を入れて、菜の花の末、または青葉若葉の上に、浮ぶように横たわっている。
小島烏水 高山の雪 青空文庫
作例 · 標準
雨上がりの公園では、木々の若葉がきらきらと太陽の光を反射していた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
5月になると山々は美しい若葉に覆われ、生命力に満ち溢れる。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
桜の季節が終わり、葉桜の若葉が目にまぶしい季節となった。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
ウィキペディア曖昧さ回避

若葉(わかば)とは若さ・新しさ・青さの象徴のこと。

固有名詞
日本の地名
乗り物
その他
関連項目
出典: 若葉 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0