描き込み
かきこみ
名詞
標準
adding detail (to a drawing)
文例 · 用例
各農家とまでは行かないが、せめて各地の農業会などでは、各々その土地の標準年変化曲線と確率誤差曲線とを持ち、その図の上に、その年の気温を五日毎に描き込みながら、始終天候の見張りをするという程度にはしたいものである。
— 中谷宇吉郎 『農業物理学夜話』 青空文庫
その手前には、モンペイをはき、髪をくる/\巻きにした女達が掘りおこされた鉱石を合品で、片口へかきこみ、両脚を踏ンばって、鉱車へ投げこんでいた。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
そしてお母さまの伝票にかきこみます。
— 鈴木三重吉 『乞食の子』 青空文庫
味噌汁をかきこみざま飛んで来るので、電車の薄暗い電燈の下には彼等の台所の匂いさえするようであった。
— 宮本百合子 『婦人と文学』 青空文庫
(急いで飯をかきこみ)すると、向うから、馴れ馴れしく――何にしてるの――つて訊くんだ。
— 岸田國士 『ぶらんこ(一幕)』 青空文庫
――「玄米飯を冷水でかきこみ、肱を枕にして寝るような貧しい境涯でも、その中に楽みはあるものだ。
— 下村湖人 『現代訳論語』 青空文庫
それから、思い出したように飯をかきこみ、すぐ茶にしたが、「しかし、春月亭は、まだあれっきりでしょう。
— 第三部 『次郎物語』 青空文庫
これからはずっとよむ本と並べておかれ、いろんなことをかきこみます。
— 一九三八年(昭和十三年) 『獄中への手紙』 青空文庫
作例 · 標準
このイラストは、背景の描き込みが非常に細かくて見事だ。
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彼は鉛筆一本で、人物の表情に深みのある描き込みを施した。
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もっと描き込みを増やして、絵に現実感を持たせたい。
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