加筆
かひつ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞頻度ランク #15657 · 青空 133 例
標準
improvement (to a piece of writing or painting)
文例 · 用例
ところが、信吉はその反響を感じているうちに、それが自分の知らぬ間に誰かの手で加筆追加された幕だということを、ふと忘れてしまうくらい、だらしなくやに下り、その幕の成功がそのまま自分の成功だと錯覚してしまった。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
ふたたび、先日の贋百姓の描写に、あれこれと加筆して行きながら、私は、市井に住むことの、むずかしさを考えた。
— 太宰治 『市井喧争』 青空文庫
四つの章の冐頭に、簡單な解説は試みたが、更に多少の加筆が必要に思ふ。
— 北原白秋 『白南風』 青空文庫
それでゐて、以来加筆せねばならなくなつたといふことは羞恥に堪へぬ次第ではある。
— 北原白秋 『文庫版『雀の卵』覚書』 青空文庫
四つの章の冐頭に、簡単な解説は試みたが、更に多少の加筆が必要に思ふ。
— 北原白秋 『白南風』 青空文庫
尤も第一編は春廼舎の加筆がかなり多かったから多分の春廼舎臭味があった。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
ましてや謙遜な二葉亭は文章の造詣では遥に春廼舎に及ばないのを認めていたから、己れを空うして春廼舎の加筆を仰いだ。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
春廼舎の加筆した『浮雲』第一編は別として、第二編となると全然従来の文章型を無視した全く新らしい文体を創めた。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
作例 · 標準
小説のコンクールに出す前に、プロットの矛盾を解消するために第3章へ大幅な加筆を加えた。
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画家は展覧会の前日までキャンバスに向かい、波のしぶきの表現に細かな加筆を繰り返していた。
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「先生、この部分に少し加筆するだけで、随分と文章の印象が良くなりますね」と編集者が提案した。
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脚本家は締め切り直前まで、主役の心情を補強するための加筆を続けた。
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