抹消
まっしょう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #19056 · 青空 85 例
標準
erasure
文例 · 用例
早瀬は潔く云々以下、二十一行抹消。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
尤も大衆文学に限らず、近代の小説は、多かれ少なかれ、商業的価値を眼中において書かれる場合が多く、凡ての小説が大衆文学化しつゝあることは事実であるが、このことは、大衆文学の特質を抹消するものではなく、却つて、大衆文学の勝利、従つて、文学作品の商品化を意味するのである。
— 平林初之輔 『商品としての近代小説』 青空文庫
ところが、「芸術的価値」は社会的価値であるといふ、わかりきつた説を繰り返すことに忙しい「一元論者」たちは、この明々白々たる事実を無視し、現実にある芸術的価値を頭の中でのみ抹消して、私の「二元論」を撃破し得たと称するのである。
— 平林初之輔 『諸家の芸術価値理論の批判』 青空文庫
ただ色々な都合で固有名詞だけは、抹消したり、変改したりしたが、事実そのものには一点一画も私は修正を加えなかった。
— 平林初之輔 『私はかうして死んだ!』 青空文庫
森幹事が福引を披露して、『――そのわけは、娘々が大騒ぎ』のところで原稿の文章を切ることにして、そのあとの『というのであるが』以下『センセイショナルなものを……』までを削除しなければいかん」 と、梅野十伍は苦笑しながら、十行ばかりのところを、墨くろぐろと抹消した。
— 海野十三 『軍用鼠』 青空文庫
二月の末から三月の中旬頃まで、寒波との闘争につかれて(抹消)衰弱し、胃を害していたが、この頃は眼に見えて恢復して来た。
— 戸坂潤 『獄中通信』 青空文庫
(抹消)――嵐子の学校の様子色々知らせて欲しい。
— 戸坂潤 『獄中通信』 青空文庫
(抹消)嵐子の学校の様子を細かく知らせること。
— 戸坂潤 『獄中通信』 青空文庫
作例 · 標準
裁判所の命令により、その記録は抹消された。
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彼の名前は、リストから抹消されることになった。
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不備があったため、申請は抹消されました。
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ウィキペディア曖昧さ回避
抹消(まっしょう)とは(文字を)塗りつぶして消すこと。転じて、何らかの資格・権利などを取り消すこと。 抹消登記(まっしょう とうき) 所有権抹消登記 - 日本の不動産 登録抹消(とうろく まっしょう) 野球などの出場選手登録の抹消 自動車登録の抹消(抹消登録=まっしょう とうろく) 競走馬登録の抹消 航空機登録の抹消(抹消登録) 抹消された世界遺産 など データ抹消 データの完全消去など。 「フォーマット」(初期化)をするとデータがない状態となるが、高度な技術を使うと復元できてしまう場合がある。ファイル復元を参照。
出典: 抹消 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0