描写
びょうしゃ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #4912 · 青空 2116 例
標準
depiction
文例 · 用例
描写が下手だから苦労するのである。
— 太宰治 『自作を語る』 青空文庫
叙述でもなし、会話でもなし、描写でもなし、どうも不思議な、それでいてちゃんと独立している無気味な文体。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
即ちかの瞬間的描写といふ意向と。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
人が若し此の家を見て何等かの驚きをなしたとして、そこで此の家の出来具合を描写するとなら、その描写が如何に微細洩さずに行はれてをれ、それは読む人を退屈させるに違ひない。
— 小林秀雄に 『小詩論』 青空文庫
――人が驚けば、その驚きはひきつゞき何かを想はす筈だが、そして描写の労を採らせるに然るべき動機はそのひきつゞいた想ひであるべきなのだが。
— 小林秀雄に 『小詩論』 青空文庫
そして単に、技巧や修辞に巧みであり、絵画的の描写を能事としている俳聖。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
単に対象を観照して、客観的に描写するというだけでは詩にならない。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
そのため非難するものは、蕪村の句が絵画的描写に走って、芭蕉のような渋い心境の幽玄さがなく、味が薄く食い足りないと言うのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
作例 · 標準
作者は都会の雑踏の熱気と喧騒を、まるで写真のように精緻な文章で描写した。
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「この小説、犯人の心理描写がリアルすぎて、読んでいて背筋が凍るような思いをしたよ」
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映画監督は、夕暮れ時の砂漠の色彩の変化を、美しい映像として描写することにこだわった。
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