国漢
こっかん
名詞
標準
Japanese and Chinese literature
文例 · 用例
彼は、国漢文中等教員の検定試験をうける準備中であった。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
でも国漢英数だけは、よくなっている積りだが、発表を見ないうちは、確言できない。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
彼は国漢文中等教員検定試験の勉強中であった。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
例えば、先週勤め先の学校で国漢の老教師が近作だという七言絶句を職員室の誰彼に朗読して聞かせていた時、父祖伝来の儒家に育った自分が冗談半分その韻をふんで咄嗟に酬いて見せた。
— 中島敦 『狼疾記』 青空文庫
かつて彼は国漢文中等教員検定試験を受けて、落第したことがあった。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
この頃から、文学への熱望甚しく、再び今村力三郎氏に寄食し、国民英学会、国漢文研究所、日本大学などを転々して、比較的文学の道に直接とする学科の聴講に努めた。
— 佐左木俊郎 『簡略自伝』 青空文庫
二葉亭時代の人は大抵国漢文の秩序的教育を受けたから、国漢文の課題文章の習練にはかなり苦まされて文学即文章の誤った考を吹込まれていた。
— 内田魯庵 『二葉亭余談』 青空文庫
学校での僕のお得意は語学と国漢文と作文とだった。
— 大杉栄 『自叙伝』 青空文庫