諺語
げんご
名詞
標準
colloquialism
文例 · 用例
というのは、和太郎さんのふところから、大きなふなと、げんごろう虫と、かめの子が出てきたからであります。
— 新美南吉 『和太郎さんと牛』 青空文庫
いったい自分はそのころから陰気な性で、こんな騒ぎがおもしろくないから、いつものように宵のうちいいかげんごちそうを食ってしまうと奥の蔵の間へ行って戸棚から八犬伝、三国志などを引っぱり出し、おなじみの信乃や道節、孔明や関羽に親しむ。
— 寺田寅彦 『竜舌蘭』 青空文庫
わけを話すと、それでは搗いてすけるという、搗いてすけられているといいかげんごろにサルは餅を臼ごとに引っ担いで奥山に逃げていった。
— 佐々木喜善 『東奥異聞』 青空文庫
河童は南国ほど崇敬され、ガヮッパ様などと敬称されるほどであるが、北国へ行くに従つて通力と値打を失ひ、仙台から越後あたりの線でガメ虫(げんごろう)にまで下落してゐるさうである。
— 坂口安吾 『日本の山と文学』 青空文庫
そのとき でっかい げんごろうが スイレンの はのしたに あらわれて あまぐつの つまさきを ぐっと つまみました。
— THE TALE OF MR. JEREMY FISHER 『つりびとジェレミーさんのはなし』 青空文庫
哨戒機の爆音が波のうねりのように遠くなったり近くなったりし、海の上には上陸艇がげんごろう虫のように行きちがっている。
— 久生十蘭 『だいこん』 青空文庫
水すましやげんごろうが、彼女のスネのまわりを泳ぎまわり、彼女は腰をこごめて浮草などを、手にすくったりして遊んだ。
— 山之口貘 『初恋のやり直し』 青空文庫
君も転げんごと気をつけるがええばい」「わたしは、こう見えてもなかなか転げん。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
作例 · 標準
その地方独特の諺語が多く使われていて、最初は理解に苦しんだ。
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彼のスピーチには、地元ならではの諺語が随所に散りばめられていた。
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「石の上にも三年」という諺語は、辛抱強く続けることの大切さを端的に表している。
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標準
proverb
作例 · 標準
ことわざは、その国の文化や歴史を反映した諺語である。
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「塵も積もれば山となる」は、誰もが知る日本の諺語だ。
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祖母は、よく古い諺語を引用して私たちを諭した。
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