呼び声
よびごえ異読 こせい
名詞多音語頻度ランク #35058 · 青空 414 例
標準
call
文例 · 用例
現に、君、――」「おい、おい」という嗄れた呼び声が馬場の物語の邪魔をした。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
「酒だといふに※」郭光はこの二度目の呼び声にハツと気がつき謝源のグツと差し出した大杯に少しく酒を注いだ。
— 太宰治 『地図』 青空文庫
こういう風に考えてみると、博士濫造の呼び声の高くなるのは畢竟学術研究者の総数の増加したことを意味し、従って我国における学術研究熱の盛んになったことを意味し、我学界の水準の高まったことを意味するのではないか。
— 寺田寅彦 『学位について』 青空文庫
ある日の午前に日比谷近く帝国ホテルの窓下を通った物売りの呼び声が、丁度偶然そのときそこに泊り合わせていた楽聖クライスラーの作曲のテーマになったという話があったようである。
— 寺田寅彦 『徒然草の鑑賞』 青空文庫
そういう理想郷の住民でも、時々は例えば研究の「合理化」といったような、考えようではむしろ甚だ不合理な呼び声にしばしば脅かされなければならないことがあるのもまた事実であり、現在の現象である。
— 寺田寅彦 『学問の自由』 青空文庫
「お父っつあん、お客様よ」 お静の呼び声に、我に返った源兵衛、店の方へ行く。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
昔は「トーフイ」と呼び歩いた、あの呼び声がいったいいつごろから聞かれなくなったかどうも思い出せない。
— 寺田寅彦 『物売りの声』 青空文庫
ひところはやった玄米パン売りの、メガフォーンを通して妙にぼやけた、聞くだけで咽喉の詰まるような、食欲を吹き飛ばすようなあのバナールな呼び声も、これは幸いにさっぱり聞かなくなってしまった。
— 寺田寅彦 『物売りの声』 青空文庫
作例 · 標準
遠くから私の名前を呼ぶ呼び声が聞こえた。
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助けを求める人々の呼び声が響き渡った。
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彼の呼び声に答えて、全員が集合場所に集まった。
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