更衣
こうい
名詞動詞-サ変頻度ランク #26943 · 青空 178 例
標準
changing one's clothes
文例 · 用例
陽炎や名も知らぬ虫の白き飛ぶ更衣野路の人はつかに白し絶頂の城たのもしき若葉かな鮒鮓や彦根の城に雲かかる愁ひつつ岡に登れば花いばら甲斐ヶ嶺や穂蓼の上を塩車 俳句というものを全く知らず、いわんや枯淡とか、洒脱とか、風流とかいう特殊な俳句心境を全く理解しない人。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
更衣野路の人はつかに白し 春着を脱いで夏の薄物にかえる更衣の頃は、新緑初夏の候であって、ロマンチックな旅情をそそる季節である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
更衣母なん藤原氏なんめり 平安朝の文化に対して、蕪村は特殊の懐古的|憧憬と郷愁とを持っていた。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
この句もやはり、そうした主観的郷愁の一咏嘆であるが、特に心の詩情を動かしやすく、ロマンチックで夢見がちな初夏の季節を、更衣の季題で捉えたところに、句の表現的意義が存するのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
〔以下原稿数枚なし〕 それから松雲閣へ帰って一つ風呂を浴びてやれといふ気持ちで更衣室に行くとこれは又さっきの異人が宿から縞の唐〔桟〕の袷を着せられてかんかんと椅子に座ってパイプをくわいて時事新報を見てゐたもんである。
— 宮沢賢治 『一九三一年度極東ビヂテリアン大会見聞録』 青空文庫
赫子は私のそんな思わくなどに頓着なく、ずんずん私を促し立てて私を婦人更衣場へ連れ込んだ。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
同様に男子更衣場へは麻川氏が主人を連れて行った。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
」と横向いたなり、さっさと更衣場の方へ足を向けた。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
作例 · 標準
季節の変わり目には、更衣が必要になる。
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会社では、夏と冬に更衣期間が設けられている。
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和服を着る際には、更衣室で丁寧に身支度を整える。
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標準
lady court attendant
作例 · 標準
宮中では、天皇の身の回りの世話をする更衣が仕えていた。
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更衣は、女官の中でも比較的高い地位にあった。
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源氏物語には、桐壺更衣という美しい女性が登場する。
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