架台
かだい
名詞
標準
stand
文例 · 用例
食卓の周りには、柩の架台に腰をかけて、一座六人の者がいた。
— 寓意を含める物語 『ペスト王』 青空文庫
彼は四十五度の角度で自分の架台にもたれかかっているので、二つの大きなぎょろっととび出た眼が、全く自分の大きさに仰天しているように、その恐ろしい白睛を天井の方へ向けてぐるぐる廻しているのである。
— 寓意を含める物語 『ペスト王』 青空文庫
|婦人に慇懃なヒュー先生の方は、自分の棺の架台を、テーブルの上座近くのその位置から、あの包屍布を着た小柄な肺病の女の近くへ移して、上機嫌で彼女の側へどかりと腰を下し、赤葡萄酒を髑髏にいっぱいつぎこんで、以後お心安くとそいつをぐっと飲み干した。
— 寓意を含める物語 『ペスト王』 青空文庫
すると実に恐ろしく――実に猛烈に――実にものすごく酒がどっと流れ出て大洪水となり、――部屋はこっちの壁から向うの壁まで一面に浸る――たくさんものを載せたテーブルはひっくり返る――架台は裏返しになる――ポンチの鉢は煖炉の中へ入ってゆく――淑女たちはヒステリーを起すという有様。
— 寓意を含める物語 『ペスト王』 青空文庫
この恐ろしい場所の架台の上に悲しい荷を置いてから、二人はまだ螺釘をとめてない棺の蓋を細目にあけて、なかなる人の顔をのぞいてみた。
— THE FALL OF HOUSE OF USHER 『アッシャー家の崩壊』 青空文庫
恐ろしい予感 博士は、仕損じたりと思ったのか、こんどは望遠鏡の鉄製の架台を手にもって、ぶんぶんふりまわしながら僕に迫ってきた。
— 海野十三 『地球を狙う者』 青空文庫
彼は、部屋の中を歩きまわって、蛇管や清浄器や架台など、いろいろなものを抱えあつめてきた。
— 海野十三 『生きている腸』 青空文庫
東助も、ヒトミも、目を丸くしてこの実験台の異風景に見とれていたが、とつぜん、一箇の架台がレトルトをのせたまま宙に浮いた。
— 海野十三 『ふしぎ国探検』 青空文庫
作例 · 標準
このアンテナを設置するには、強固な架台が必要だ。
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美術展では、絵画を飾るための精巧な架台が用意されていた。
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「この機械、床に直接置くんじゃなくて、専用の架台に乗せるんだね。」
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屋外イベントのために、一時的な舞台架台を組み立てた。
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