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啼声

ていせい
名詞
1
標準
cry (of an animal)
文例 · 用例
空をわたつて行く烏の啼声までが、急にテムポを速めるやうに思はれました。
中原中也 家族 青空文庫
ジュ、ジュクと雀の啼声が樋にしていた。
梶井基次郎 ある心の風景 青空文庫
ただ深更に及んでその啼声じゃね、これを聞くと百獣|悉く声を潜むる。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
猫の面で、犬の胴、狐の尻尾で、大さは鼬の如く、啼声鵺に似たりとしてある。
泉鏡花 一寸怪 青空文庫
かれは里の人々の門をたゝいて、怪しい女と怪しい赤児の啼声について報告した。
岡本綺堂 小夜の中山夜啼石 青空文庫
その赤子の啼声を恰も通りかゝつた久圓寺の僧が聞きつけて拾ひあげた。
岡本綺堂 小夜の中山夜啼石 青空文庫
北極星を眺めてゐると、海辺から帰る鵜烏が一羽、二羽、淋しい啼声をたてながら星空をかすめ去る。
岡本かの子 青空文庫
――妾が隣の祖母様は、きつい朝起きぢやが、この三月ヶ程は、毎朝毎朝、一番鶏も啼かぬ間に怪い鳥の啼声を空に聞くといふし、また人の噂では、先頃摂津住吉の地震強く、社の松が数多く折れ倒れたといふこと……。
木下杢太郎 南蛮寺門前 青空文庫
作例 · 標準
夜の森には、フクロウの不気味な啼声が響き渡っていた。
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生まれたばかりの子猫は、か細い啼声を上げて母親を呼んだ。
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春になると、鳥たちの美しい啼声で目が覚める。
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