純色
じゅんしょく
名詞
標準
pure color (colour)
文例 · 用例
そこを悟ったものかドウかわからぬが、この頃の新しい劇で背景を白と黒の線、又は単純色幕の組合わせで感じだけ扱って行く研究が行われているとか聞いた。
— 夢野久作 『能とは何か』 青空文庫
この栃の木という材は、材質が真白で、木理に銀光りがチラチラあって純色の肌がすこぶる美しいので、かつてこの材を用いて鸚鵡を作り、宮内省の御用品になったことがある。
— 栃の木で老猿を彫ったはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
それで今度も栃の木の良材を探し、純色で銀色の光りのある斑を利用して年|老った白猿をこしらえて見ようと思いました。
— 栃の木で老猿を彫ったはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
さうして行くことによつて、初めは、その香水の表情の起す単純色の幻想から、複雑な幻想のシンフオニイーの愛好に入り更に青色美の持つ幻想の「ゆらめき」、「ほのめき」、「かすけさ」にひたるやうになる。
— ――漫談的無駄話―― 『「香水の表情」に就いて』 青空文庫
吾輩はその瞬間純色透明になったような気がした。
— 夢野久作 『山羊髯編輯長』 青空文庫
純色透明にならざるを得ない。
— 夢野久作 『山羊髯編輯長』 青空文庫
作例 · 標準
色相環の中で最も彩度が高い色のことを、色彩学では純色と定義している。
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鮮やかな純色を組み合わせたデザインは、人々の目を強く引きつける。
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落ち着いたパステルカラーも良いが、たまには元気の出る純色の服を着てみたい。
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