挽きたて
ひきたて
名詞-の形容詞
標準
freshly ground (coffee, pepper, etc.)
文例 · 用例
主「まア/\おいとしいことでございます……時に一寸お薄茶を上げやう鉄瓶点てゞ……コレ/\其棗で宜い、出て居るんで宜いから持つてお出で……一|服鉄瓶点てゞ上げませう、茶は挽きたてだけれども、何うも湯加減が悪いのでうまく出来ないが、一|服上げる。
— 三遊亭円朝 『大仏餅。袴着の祝。新まへの盲目乞食』 青空文庫
もう一つの紙袋には、挽きたてのハッタイ粉が入っていた。
— 宮本百合子 『播州平野』 青空文庫
それで穴穂王は囲みを解いて、ひきあげて待っておいでになりますと、二人の宿禰は、ちゃんと軽皇子をおひきたて申してまいりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
こうしてだんだんと深く親密になって、隔てなく彼の心の奥へ入れば入るほど、痛ましくも彼の心をひきたてようとする企てのすべてが無駄であることがわかった。
— THE FALL OF HOUSE OF USHER 『アッシャー家の崩壊』 青空文庫
しょんぼりとして、警官にひきたてられてゆく彼の姿を見ると誰の眼にも、すっかり恐れ入ってひきさがってゆく罪人とかわりはなかった。
— 平林初之輔 『犠牲者』 青空文庫
こんなところで見つかっては僕は弱りますから」私は明日の朝警官にひきたてられて動物園を出てゆく自分の姿を想像して額から脂汗がにじみ出た。
— 平林初之輔 『動物園の一夜』 青空文庫
午後、ともすれば滅入りこむ気分をひきたてて、秋晴三里の郊外を歩いて山口へ出かける、椹野川風景も悪くない、葦がよい、花も葉も、――いろ/\買物をして、湯田で一浴して帰つた、机上のノートに書き残して置いやうに、間違なく暮れる前に!
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
しづかな邸宅だ、雨乞山の巌壁もわるくない、水音がよい、枯葦もよい、小鳥が囀りつゝ飛んで、閑寂味をひきたてる。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
作例 · 標準
挽きたてのコーヒーは香りが格別だ。
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彼は挽きたての黒胡椒を料理にたっぷりかけた。
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このパンは、挽きたての小麦粉を使っているから美味しい。
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