神仏分離
しんぶつぶんり
名詞
標準
separation of Buddhism and Shintoism (government policy during the beginning of the Meiji period)
文例 · 用例
別当社僧の復飾に、仏像を神体とするものの取り除きに、大菩薩の称号の廃止に、神職にして仏葬を執り行なうものの禁止に――それらはすべて神仏分離の運動にまであふれて行った国学者の情熱を語らないものはない。
— 第二部下 『夜明け前』 青空文庫
ことに神仏分離の運動を起こして、この国の根本と枝葉との関係を明らかにしたのは、国学者の力によることが多いのであり、宗教|廓清の一新時代はそこから開けて来た。
— 第二部下 『夜明け前』 青空文庫
水無神社宮司としての彼は、神仏分離の行なわれた直後の時に行き合わせた。
— 第二部下 『夜明け前』 青空文庫
かつての神仏分離の運動が過ぎて行ったあとになって見ると、昨日まで宗教|廓清の急先鋒と目された平田門人らも今日は頑執盲排のともがら扱いである。
— 第二部下 『夜明け前』 青空文庫
その後神仏分離の際に他に移され、後に大野村の松蓮寺と合併してその寺を神護寺と呼ぶこととなった。
— 喜田貞吉 『周防石城山神籠石探検記』 青空文庫
神仏分離史料に拠ると、文亀の頃に月観道満なる人が頽廃した社殿の復興造営を思い立ち、天文二年に竣工した。
— 木暮理太郎 『二、三の山名について』 青空文庫
これは人から伝え聞いた話で、どれほど確実であるかはわからないが、もとこの像は三輪山の神宮寺の本尊であって、明治維新の神仏分離の際に、古神道の権威におされて、路傍に放棄せられるという悲運に逢った。
— 和辻哲郎 『古寺巡礼』 青空文庫
大社の方でも、神仏分離でもち扱いかねていたから、縁故のある八鹿へもってきたのであろう。
— 柳田国男 『故郷七十年』 青空文庫
作例 · 標準
明治維新後、神仏分離令によって神社と寺院の分離が進められた。
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神仏分離は、日本の宗教的景観を大きく変えることになった。
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彼は、神仏分離が民衆の生活に及ぼした影響について研究している。
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