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快い

こころよい
形容詞頻度ランク #35344 · 青空 3214
1
標準
pleasant
文例 · 用例
それで今朝汽車が出てしまって改札口へ引返すと同時に、なんだか気抜けがしたように、プラットフォームの踏心も軽く停車場を出ると空はよく晴れて快い日影を隠す雲もない。
寺田寅彦 障子の落書 青空文庫
海軍服は小石を拾っては氷の上をすべらせて快い音を立てている。
寺田寅彦 どんぐり 青空文庫
前に人に使われて働いていた時分は、生活の心配を離れて、専心に工夫に没頭したら、さぞ快いだろうという、その憧憬から日々の雑役も忍べていたのだがその通りに朝夕を送れることになってみると、単調で苦渋なものだった。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
一つの媚めいた青白くも亦とき色の神秘が、着物も皮膚も透して味覚に快い冷たさを与えた。
岡本かの子 桃のある風景 青空文庫
もし東京にあの風が吹かなかったら、もし東京の街の泥と塵がなかったら、そして電車の数を増すか、あるいはいっその事に全部無くしてしまったら、それだけでも東京市民の顔は幾分か柔らかく快いものになりはしまいかと思われる。
寺田寅彦 電車と風呂 青空文庫
その熱い故だつたのだらう、握つてゐる掌から身内に浸み透つてゆくやうなその冷たさは快いものだつた。
梶井基次郎 檸檬 青空文庫
と、胸には貴い感動がまた強く蘇り、一種の快い創作的興奮が私のすべてを生き生きさせた。
南部修太郎 處女作の思ひ出 青空文庫
そして、女は三四度半液體の塗り直しをやつてくれて、盛に吸ひつづけてみたが、豫想してゐたやうな快い恍惚状態に達しもせずと云つて、更に催欲的にもならなかつた。
南部修太郎 阿片の味 青空文庫
作例 · 標準
心地よい音楽が部屋に流れ、穏やかな時間が過ぎていった。
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そよ風が肌を撫で、なんとも快い感覚だった。
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彼の気配りのおかげで、快適で快い会合となった。
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快い(こころよい) — 幻辞.com