近代
きんだい
名詞頻度ランク #2263 · 青空 4353 例
標準
present day
文例 · 用例
近代といふ今は尠くも、あんな具合な元気さでゐられる時代ではないのです。
— 中原中也 『酒場にて(定稿)』 青空文庫
尤も、近代人が、自力をばかり恃む傾向があり、それにはそれの必然性があることを、私とて知らないのではない。
— 中原中也 『詩壇への願ひ』 青空文庫
いつてみれば斯の如きが近代智識人の姿であらう。
— 中原中也 『詩と現代』 青空文庫
もつと適確に云ふなら、近代詩の様々な形式変化を準備したのは彼女であつた。
— 中原中也 『デボルド―※ルモオル』 青空文庫
いとも近代的な鬱憂の調子、即ち一種の夢みるやうな調子を備へ、この調子がその胸を刺すやうな悲痛の表現に魅力を添へてゐるのであつた。
— 中原中也 『デボルド―※ルモオル』 青空文庫
「(前略)吾々は近代生活を唯一の文学的対象とし、そのために先づ吾々自体から旧い文学精神とその方法論を棄てる。
— 中原中也 『近頃芸術の不振を論ず』 青空文庫
彼の神経は、近代文明の病癖を受けて針のやうに過敏であり、その感覚は驚くべく洗練された者であるにも関らず、彼の精神は全く子供のやうな単純さと、野蛮人のやうな生生した原始的の驚きに充たされて居る。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
言はば室生は文明人の繊細な皮膚と野蛮人の強健な心臓とをもつて生れた、近代世紀の幸福なる予言者である。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
標準
early modern period (in Japan, usu. from the Meiji Restoration until the end of World War II)