河海
かかい
名詞
標準
rivers and seas
文例 · 用例
たとえば「その泣きたもうさまは、青山を枯山なす泣き枯らし、河海はことごとに泣き乾しき」というのは、何より適切に噴火のために草木が枯死し河海が降灰のために埋められることを連想させる。
— 寺田寅彦 『神話と地球物理学』 青空文庫
あれ、聞け、雨乞の聲を消して、凄じく鳴く蝉の、油のみ汗に滴るや、ひとへに思ふ、河海と山岳と。
— 泉鏡太郎 『五月より』 青空文庫
山澤河海の微分子と云へば、甚だ不明なことであるが、畢竟山澤河海の影の如く香の如くにして、譬へば人のエアーの如き山澤河海の氣象、即ち樣子の如きをも氣といふのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
山沢河海の微分子と云えば甚だ不明なことであるが、つまりは山沢河海の影のような香りのようなもので、例えば人のオーラのような山沢河海の気象、即ち様子のようなものも気というのである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
例へば山嶽、河海、郊原、田野、一も順序ある者なし。
— 正岡子規 『俳諧大要』 青空文庫
呉家四十九代の祖|虹汀氏の建立に係る―― 晨に金光を鏤めし満目の雪、夕には濁水と化して河海に落滅す。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
一粒の種を蒔けば二、三百倍の実を生じ、深山の樹木は培養せざるもよく成長し、風はもって車を動かすべし、海はもって運送の便をなすべし、山の石炭を掘り、河海の水を汲み、火を点じて蒸気を造れば重大なる舟車を自由に進退すべし。
— 福沢諭吉 『学問のすすめ』 青空文庫
第三、地理書 地球の運転、山野河海の区別、世界万国の地名、風俗・人情の異同を知る学問なり。
— 福沢諭吉 『学校の説』 青空文庫
作例 · 標準
広大な河海を越えて、古代の交易は文化の交流を促した。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
このドキュメンタリーは、地球上のあらゆる河海に生きる生命の多様性を描き出している。
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工業排水による河海の汚染は、生態系に深刻な影響を及ぼす。
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