下界
げかい
名詞頻度ランク #37805 · 青空 742 例
標準
the earth below
文例 · 用例
さうして下界のおそろしい猛獸は全部この女神の家來である。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
下界は秋の夜といふに上天界のにぎはしさ。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
下界は秋の夜といふに上天界のあかるさよ。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
私は下界で見てゐたが、知らないあひだに退散した。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
雨嫌いな私は、鰍沢で、万一の用心にと、買って置いた饅頭笠を冠り、紐の結び方で苦心をしているうちに、意地の悪い雨は、ひとまず切り上げてしまって、下界を覗く空の瞳がいまいましいまでに冷たい。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
四 山上において、積雪がどういう状態をしているかという事は、下界の人々には解らぬことであるから、最後にこれを説こうと思う。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
下界では未だ霜が結んだという噂も聞かないのに、天上の高寒に、早くも洗礼を受けて、甦ったように新しくなった山を見ると、水を浴びせられたように慄となる。
— 小島烏水 『雪中富士登山記』 青空文庫
だが、やがて雲は流れ尽き、峯は胸から下界へ向けて虹をかけ渡していた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
作例 · 標準
山の頂上から下界を見下ろすと、街の明かりが宝石のように輝いていた。
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飛行機が雲を抜けると、眼下に広がる下界の景色が見えた。
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天国の住人にとって、人間が住む下界はどのように映るのだろうか。
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標準
this world (as opposed to heaven)
作例 · 標準
煩悩に満ちた下界での生活に、彼は疲れてしまった。
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修行僧は下界の欲を捨て、悟りの境地を目指した。
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この下界での出会いが、彼の人生を大きく変えることになった。
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ウィキペディア曖昧さ回避
下界(げかい、かかい) げかい 仏教で、欲界。三界も参照。 天界に対し、地上の世界。 登山をする人の俗語で、(山中ではない)一般社会。 かかい 数学で、ある順序集合の部分集合の任意の要素より小さいか等しい要素。順序集合#上界、最大、極大、上限、上方集合を参照。 生物学で、リンネ式分類の階層の1つ。界の下の亜界の下。
出典: 下界 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0