銅臭
どうしゅう
名詞
標準
lust for money
文例 · 用例
男性では頑冥不霊の石塔の鼻や、微塵も色気の無い石部金吉の鼻、鉄のように頑強な性質、又は銅臭に囚われた人、或は金ピカ自慢の方なぞがこの部類であります。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
銅臭の肉蒲団なるよ!
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
作者の心が金に捉はれてゐれば、何うしたつてその作品は銅臭を帯びて来る。
— 田山録弥 『通俗小説』 青空文庫
彼等悪徒ハ区々たる銅臭のために其良心を汚涜せられ同郷の友を殺して私利を貪るに汲々たり。
— 田中正造 『非常歎願書』 青空文庫
數多き藝術家の中には、銅臭を帶びた者も皆無とはいへぬ。
— 桑原隲蔵 『大師の入唐』 青空文庫
同船の諸君に銅臭が無く、平生蠹魚の生活を送つてゐる我我も、諸君と食後の卓を囲む会話を喜んだ。
— 附 満蒙の歌 『満蒙遊記』 青空文庫
それは、個性というよりも、学者が本のかびくさく、軍人が硝煙くさく、僧侶が抹香くさく、商人が銅臭を帯びるというのがすなわちこのことなのである。
— 中井正一 『美学入門』 青空文庫
都市の風致を損傷するものは獨り銅臭の資本家ばかりではない。
— 一名京都紀行 『十年振』 青空文庫
作例 · 標準
彼の言動からは、隠しきれない銅臭が漂っていた。
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政治家の銅臭は、国民の信頼を失墜させる原因となる。
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その会社は、利益追求のあまり銅臭にまみれてしまった。
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