幻辞.com

無欲

むよく
形容動詞名詞-の形容詞名詞
1
標準
unselfish
文例 · 用例
彼等の下卑で、浅薄で、迷信が強くて、無邪気で、狡猾で、無欲で、強欲で、殆んど余等(今の文壇の作家を悉く含む)の想像にさえ上りがたい所を、ありありと眼に映るように描写したのが「土」である。
――長塚節著『土』序―― 『土』に就て 青空文庫
』骸骨は珍らしき物語を聞き、『君語れ、またさらに語れ、我等はもと酒煽り、婦女子を捉へ辱めしが、いま無欲なる骸骨となりては、徒にそを悔い居るなり。
長塚節 長塚節歌集 中 青空文庫
高利貸のような凄い鼻を持っている人でも交際って見ると存外無欲な人であったり、チョイとした愛嬌タップリの鼻の持主でも意想外に兇暴残忍な奴がいたりします。
夢野久作 鼻の表現 青空文庫
如何に徹底した悪魔式の鼻の表現であっても、無欲にして明鏡の如くに澄み切った心――悪魔以上に廓然冷々たる態度を以てこれに対すれば、その底の底に悪魔らしい明智と胆力に対する確信の誇りが浮き上っているのがわけもなく見え透くのであります。
夢野久作 鼻の表現 青空文庫
このような人々の無欲な静かな、そうして澄み切った眼は、悪魔式鼻の表現家の最も忌み嫌うところであります。
夢野久作 鼻の表現 青空文庫
勇猛にして無欲清浄にして器量大、廉直にして隠すところなく、明敏にして能く察し、慈恵にして下を育す、好みて忠諫を容るる等、その善き所なり」と云った。
菊池寛 川中島合戦 青空文庫
彼等の下卑で、淺薄で、迷信が強くて、無邪氣で、狡猾で、無欲で、強欲で、殆んど余等(今の文壇の作家を悉く含む)の想像にさへ上りがたい所を、あり/\と眼に映るやうに描寫したのが「土」である。
長塚節 青空文庫
寺は下谷にあるが、今どきに珍らしい無欲の僧で、ここらは閑静でいいと頻りに羨ましそうに言った。
岡本綺堂 箕輪心中 青空文庫
作例 · 標準
彼は地位や名声に興味がなく、実に無欲な人物として周囲から尊敬されている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
勝利に対して無欲で挑んだことが、かえって肩の力を抜き、最高のパフォーマンスにつながった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
無欲な子供が差し出した純粋な優しさに、荒んでいた心が洗われる思いがした。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview