擤む
かむ
動詞-五段-マ行動詞-他動詞頻度ランク #24743 · 青空 0 例
標準
to blow (one's nose)
文例 · 用例
大隅君は、あれで、なかなかむずかしいのですよ。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
嗚呼また都を逃れ來て何所の家郷に行かむとするぞ。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
いま秋の日は暮れ行かむとし風は人氣なき小徑に散らばひ吹けどああ我れは尚鳥の如く無限の寂寥をも飛ばざるべし。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
――上州國定村にて――廣瀬川廣瀬川白く流れたり時されば皆幻想は消え行かむ。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
学校へ行って文明を教わっている村の青年たちには、裃をつけて菅笠をかむって、無意味なような「ナーンモーンデー」を唱える事は、堪え難い屈辱であり、自己を野蛮化する所行のように思われたのである。
— 寺田寅彦 『田園雑感』 青空文庫
私は熟讀して、それから立つて臺所へ行き、何かむだは無いかと、むづかしき顏をして四方を見※せども、足らぬものはあつても、むだのやうなものは一つも發見できなかつた。
— 太宰治 『金錢の話』 青空文庫
私を信頼しきつて、安心しきつてかの女の心は蜜柑の色にそのやさしさは氾濫するなく、かといつて鹿のやうに縮かむこともありませんでした私はすべての用件を忘れこの時ばかりはゆるやかに時間を熟読|翫味しました。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
先月からの雨に荒川が溢れたと見えて、川沿の草木はみんな泥水をかむつたまゝに干上つて一樣に情ない灰色をして居た。
— 寺田寅彦 『寫生紀行』 青空文庫
作例 · 標準
花粉症で鼻水が止まらず、ティッシュで何度も鼻を擤んだ。
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隣の席の人が大きな音で鼻を擤んでいて、少し気になった。
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風邪のときは、優しく鼻を擤むようにしている。
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