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鼻汁

はなじる異読 はなしる・びじゅう
名詞
1
標準
(liquid) nasal mucus
文例 · 用例
ぢいつと茫然黄昏の中に立つて、なんだか父親の映像が気になりだすと一歩二歩歩みだすばかりです深夜の思ひこれは泡立つカルシウムの乾きゆく急速な――頑ぜない女の児の泣声だ、鞄屋の女房の夕の鼻汁だ。
中原中也 山羊の歌 青空文庫
勿論鼻汁を垂らしているのもある。
寺田寅彦 静岡地震被害見学記 青空文庫
それからまた、胃の洗滌をすると言って長いゴム管を咽喉から無理に押し込まれたとき、鼻汁といっしょにたわいなくこぼれる涙に至っては真に沙汰の限りである。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
しかし非常に年を取ったばあさんなどがごちそうを食うときに鼻汁ばかりか涙まで流すのはあれはどういうのだかいささか神秘的である。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
一体それがしは宝物などいうものは大嫌い、鼻汁かんだら鼻が黒もうばかりの古臭い書画や、二本指で捻り潰せるような持遊び物を宝物呼ばわりをして、立派な侍の知行何年振りの価をつけ居る、苦々しい阿房の沙汰じゃ。
幸田露伴 雪たたき 青空文庫
眼球をばデングリ返いて、鼻汁垂れカブって、涎流っとる面相あドウかいナ』『アハハハ。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
流石の謹厳な八代大将も総|義歯をハメ直しハメ直し鼻汁と涙を拭い敢えず、苦り切ってシキリに汗を拭いていた武谷博士も、とうとう落城してニヤリとしたのが運の尽き。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
それがトテモ美味しくて熱いので、喰っている子供連は一人残らず鼻汁を垂らしたのをススリ上げススリ上げしていた。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
作例 · 標準
風邪をひいて鼻水が止まらず、ずっと鼻汁をかんでいた。
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アレルギーの症状で、彼の鼻からは透明な鼻汁が流れ続けていた。
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子供の鼻汁が青くなっていたので、病院に連れて行った方がいいだろう。
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