白桃
はくとう
名詞
標準
white peach
文例 · 用例
緋桃白桃の影をおぼろに揺がせる雛段の夜の灯を、お道は悲しく見つめた。
— お文の魂 『半七捕物帳』 青空文庫
)(白桃の花だと思います。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
)(白桃の花だと思ひます。
— 泉鏡太郎 『高野聖』 青空文庫
緋桃白桃の影をおぼろにゆるがせる雛段の夜の灯を、お道は悲しく見つめた。
— お文の魂 『半七捕物帳』 青空文庫
春になると其の畑からさうしてそこらあたりに隱れて居た青菜が一時に黄色な頭を擡げてすつと爪立てをしてそれから白桃の花が垣根に咲いて、洗張屋は庭の短い青草に水を滾しながら引つ張つた布を刷毛でこすつて居る、とかういふ町の或横町である。
— 長塚節 『開業醫』 青空文庫
その左右の青々とした、新しい四目垣の内外には邸内一面の巴旦杏と白桃と、梨の花が、雪のように散りこぼれている。
— 夢野久作 『笑う唖女』 青空文庫
慌ててカプセルを右手に握り込んだまま、指先走りに廊下に出てみたが、しかしそこには何の人影も無く、真暗な中廊下の向うの、閉め忘れて来た渡殿の入口の片側に、白桃の花が白々と月あかりに見えたので、今度は彼自身が思わず、深いタメ息をさせられた。
— 夢野久作 『笑う唖女』 青空文庫
・青麦ひろ/″\ひらけるこゝろ 業平塚・はこべ花さく旅のある日のすなほにも 枯草にかすかな風がある旅で 無量寿寺 くもりおそく落ちる椿の白や赤や 明治用水々源池 さくらがちれば酒がこぼれます 緋桃白桃お嫁さんに逢ふ 依佐美無電局 花ぐもりの無電塔はがつちりとして四月十七日 曇。
— 昭和十四年 『旅日記』 青空文庫
作例 · 標準
夏の暑い日には、冷やした甘くてジューシーな白桃が最高のご馳走だ。
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彼女は収穫したばかりの白桃を使って、絶品のコンポートを作った。
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白桃の繊細な香りは、夏の食卓を上品に彩ってくれる。
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