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賢女

けんじょ異読 けんにょ
名詞
1
標準
wise woman
文例 · 用例
色黒く眉薄く、鼻は恰もあるが如く、唇厚く、眦垂れ、頬ふくらみ、面に無数の痘痕あるもの、豕の如く肥えたるが、女装して絹地に立たば、誰かこれを見て節婦とし、烈女とし、賢女とし、慈母とせむ。
泉鏡花 醜婦を呵す 青空文庫
大迦葉尊者妙賢女を娶り、共に清淨行を修むる事十二年、迦葉佛弟子と爲て妙賢は無衣外道に歸し、其端正無比なるが故に、五百無衣外道に犯さる。
南方熊楠 蓮の花開く音を聽く事 青空文庫
上品ぶって、恨みを言わなければならぬ時も知らぬ顔で済ませて、表面は賢女らしくしていても、そんな人は苦しくなってしまうと、凄文句や身にしませる歌などを書いて、思い出してもらえる材料にそれを残して、遠い郊外とか、まったく世間と離れた海岸とかへ行ってしまいます。
帚木 源氏物語 青空文庫
まだ文章生時代のことですが、私はある賢女の良人になりました。
帚木 源氏物語 青空文庫
嫌味を言おうと思っているのか、ばかばかしい、そんなことでもすれば別れるのにいい機会がとらえられるというものだと私は思っていましたが、賢女ですもの、軽々しく嫉妬などをするものではありません。
帚木 源氏物語 青空文庫
いで、その妻は見るも厭き夫の傍に在る苦を片時も軽くせんとて、彼の繁き外出を見赦して、十度に一度も色を作さざるを風引かぬやうに召しませ猪牙とやらの難有き賢女の志とも戴き喜びて、いと堅き家の守とかつは等閑ならず念ひにけり。
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫
騒ぎたててお家の名にかかわってはと、むくろに手もつけず、そのまま長い時刻の間秘密を守っていたとは、少女、容姿ふぜいのごとく、その心がけ見上げた賢女です。
千柿の鍔 右門捕物帖 青空文庫
宰相伊豆守また賢女であるのを折り紙つけるようにいうのでした。
千柿の鍔 右門捕物帖 青空文庫
作例 · 標準
彼女は村を危機から救った賢女として、後世まで語り継がれた。
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争いを避けるために言葉を尽くす彼女の姿は、まさに賢女そのものだ。
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古典文学に登場する賢女たちは、しばしば男たちを出し抜く知恵を見せる。
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