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見所

けんじょ異読 けんしょ
名詞頻度ランク #14595 · 青空 79
1
標準
audience seating (noh theater)
文例 · 用例
スカンボの花などもさっぱり見所のないもののように思っていたが、顕微鏡で見るとこれも実に堂々たる傑作品である。
寺田寅彦 高原 青空文庫
もう少し見所があると思ったのに牛につっかかれたくらいで職務も忘れて遁げるなんてもう今日限り免官だ。
宮沢賢治 バキチの仕事 青空文庫
父は前に仏蘭西の公使館づきであったから、勇美子は母とともに巴里に住んで、九ツの時から八年有余、教育も先方で受けた、その知識と経験とをもて、何等かこの貴公子に見所があったのであろう、滝太郎といえばかねてより。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
もう女としての見所もない大あばずれだと私達はきいて居た。
平出修 二黒の巳 青空文庫
あくる日の『タイムス』紙上を見ると、劇評家ウォーナック氏はこの一節を激賞して「この大悲劇中の見所は千代がわが子を残して去る一|刹那にして、エデー嬢は悲劇俳優として大なる将来を有することを明かに示せり」といっていました。
岡本綺堂 米国の松王劇 青空文庫
なるほど晴子という女は、芸者にしては見所がある、心掛けのいい奴だと、あの人が感心するようだったら、そこは若ーさんも肚のすわった男だから、この先きお前はんのためにも悪いはずはないにきまっている。
徳田秋声 縮図 青空文庫
朔造氏は幕に這入ると、装束のまま楽屋の畳の上に平伏して息も絶え絶えに噎せ入ったが、その背後から翁が、「ええい……このヒョロヒョロ弁慶……ヒョロヒョロ弁慶……」 と罵倒する大声が、舞台、見所は勿論、近隣までも響き渡ったので、観衆は皆眼を丸くして顔を見合わせていた。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
何事かと思って見所から楽屋を覗きに行ったものであったが、その時の翁の声と顔付の恐ろしかった事を想起すると、今でも肌に粟を生ずる思いがある。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
作例 · 標準
能楽堂の正面の見所からは、舞台が非常に見やすい。
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格式高い能楽堂の見所に座ると、背筋が伸びる思いがする。
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演能の合間、見所に微かな話し声が響いた。
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2
標準
audience (esp. in noh)
作例 · 標準
舞台が終わると、見所からは静かな拍手が送られた。
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今日の演目は人気があるため、見所は熱心なファンで埋め尽くされている。
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見所の反応を伺いながら、演者は舞のテンポを微妙に調整する。
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