横腹
よこばら
名詞
標準
side
文例 · 用例
路地へはいり路地を抜け路地を曲り路地へ行きついてから私は立ちどまり馬場の横腹をそっと小突いて、僕はこの女のひとを好きなのです。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
」と龜は、低く浦島の耳元に囁き、鰭でもつて浦島の横腹をちよこちよことくすぐつた。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
厚紙か何かの筒の横腹から四つ足を出したものが猫の胴になりその一端に薄っぺらな短い尻尾が付いている。
— 寺田寅彦 『猫六題』 青空文庫
大きな蟇が横腹の辺に朽葉を貼りつけて眼の先に蹲っている。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
達二は、素早く刀を取り返して、山男の横腹をズブリと刺しました。
— 宮沢賢治 『種山ヶ原』 青空文庫
一番面白いのは、三艘の大飛行船が船首を並べて断雲の間を飛行している、その上空に追い迫った一隊の爆撃機が急速なダイヴィングで礫のごとく落下して来て、飛行船の横腹と横腹との間の狭い空間を電光のごとくかすめては滝壷の燕のごとく舞上がる光景である。
— 寺田寅彦 『烏瓜の花と蛾』 青空文庫
横腹押さえて三次シメタと思った。
— 山中貞雄 『恋と十手と巾着切』 青空文庫
大吉、太刀逆手にグサッと横腹を……(急速なるF・O) =(F・I)芝居小屋 花道をダダッと駈け出た仲蔵の定九郎。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
作例 · 標準
子供がお腹を抱えて痛そうにしていたので、横腹をさすってあげた。
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バスケットボールの試合中、相手選手の横腹に肘が当たってしまった。
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急に立ち上がった拍子に、椅子の角で横腹を打ってしまった。
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