脇腹
わきばら
名詞頻度ランク #36923 · 青空 499 例
標準
side (of the torso)
文例 · 用例
」早く殺さないと肉が落ちると云うので要太郎が鳥の脇腹をつまむと首がぐたりとなった。
— 寺田寅彦 『鴫つき』 青空文庫
」「来たら脇腹をつまんでやらあ。
— 寺田寅彦 『鴫つき』 青空文庫
翁は掌を裏返しに脇腹を焦れったそうに掻いた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
若い芸妓たちは、とうとう髪を振り乱して、両脇腹を押え喘いでいうのだった。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
むずむずする両方の脇腹を、同じような歓びで、じっとしていられない手の指で掴み掻いた。
— 岡本かの子 『鮨』 青空文庫
鑑札のない女たちも、新貨幣のおかげで夜の脇腹から彼女の蠱しい横顔を藍色の夜にあらわした。
— 吉行エイスケ 『大阪万華鏡』 青空文庫
」 脇腹から××が土の上にこぼれている坑夫は一本残っている脚をぴく/\顫わしていた。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
そのうちの一回では踝をくじかれ、また鼻をも傷つけられ、その上に顔じゅう一面「パルプのように」ふくれ上がり、腹や脇腹にはまっかな衝撃の痕を印していたそうである。
— 寺田寅彦 『映画雑感(3)』 青空文庫
標準
illegitimate child